海産物通販・販売【南三陸.com】 おいしい理由 その3
松島湾産のかき −南三陸のかきがおいしいのは冬だけではありません−
松島湾産かき
冬の間、皆様に大好評いただいております殻付きかきは、松島湾を代表する海の幸です。宮城県は種かきの出荷世界イチ。1960年代に美食の国フランスの在来種かきが大量に病死したときには、宮城かきの稚貝が空輸され、フランス料理の危機を救った話は有名です。
南三陸.comが皆様に自信をもってお届けする殻付きかきは2種類。冬のみの限定販売の「浜市産1年もの」と、周年出荷が可能な生カキ「分浜産2年もの」です。
浜市産かき
1年ものカキが養殖されているのは、東松島市の浜市。風光明媚な奥松島の景観で知られる宮城県有数の美しい海です。浜市にはふたつの一級河川、成瀬川と吉田川が流れこんでいます。舟形山系に端を発するふたつの川は、腐葉土の積もった山の栄養素をたっぷりと海にもたらしてくれます。
■日本三大渓の嵯峨渓を擁する奥松島 ■浜市の海には、成瀬川(右)と吉田川(左)が注ぎこむ
南三陸.comに「1年ものカキ」を提供してくれているのは、「浜市6人集」を名乗る漁師さんたち。
今回、カキの養殖場を案内してくれたのは「浜市6人集」のひとり鹿野よしまさんです(写真中央後方)。
真ガキの放卵は7月末から8月にかけて。その時期になると、カキの生産者たちは松島湾の内海にホタテの貝殻をつけた縄を大量に設置しておきます。湾の沖合で放卵されたカキの卵が、波にのって湾内にたどりつくからです。カキの卵は自然界ではゴツゴツした岩場などにつきます。その特徴を再現するのにぴったりなのが、ホタテの殻なのです。波の穏やかな内海で育てられたカキの稚貝は、初夏になると、栄養豊富な外海に移されます。
周年出荷できる2年かき
一般には「Rの付かない月は、かきを食べられない」と言われています。Rが付かない月とは、英語表記にしたときの、May(5月)、June(6月)、July(7月)、August(8月)のこと。この時期はかきの放卵期にあたり、かきの味が著しく悪くなるからです。けれども南三陸.comでは、殻付き生がきを皆様のもとに、周年お届けできます。それは、かきづくりの名人を味方につけているから。
2年かきの生産者は、雄勝湾・分浜の成沢豊克さん。成沢さんのかきは、その大きさ、実入りの良さで、地元漁港でも評判で、競りではいつもトップクラスの値がつきます。
かきをぷくぷくに太らせるためには、栄養豊富な海水をたっぷり吸わせる必要があります。
海は広いといっても、ひとつひとつのかきに海水がいきわたるようにするためには、つめこみすぎは禁物です。成沢さんは、どのかきにも海水がいきわたりやすい「はえ縄式垂下養殖」という方法をとっています。また、その縄をいかだに吊るす間隔も広めにとっているそうです。
のびのび育ててあげることが、立派なかきを育てる秘訣のようです。
かきの栄養分となる植物性プランクトンが一番豊富にいるのは、水深7mあたり。通常は、その水深にかきが定置できるように、吊るす長さを調整しています。「最適な深さより浅いと、カラス貝などがかきの殻について、かきの成長をじゃまします。また深すぎると、日が差さなくなるので、植物性プランクトンがいなくなるんです」。海の仕組みを知り尽くしている成沢さんは、沈める水深を調整することで、かきの放卵時期を調整するテクニックももっています「水深の温度差を利用して、放卵の時期をずらしてやることで、Rの付く月でも出荷できます」。
船の上で、海から引き揚げたばかりのかきを、ふるまって下さいました。「出荷には、まだ早いやつなので、小ぶりだよ」というものの、その身の充実ぶりは、さすが名人の作!天然の塩味がかなりしょっぱいものの、クリーミーで濃厚なかきの風味が口いっぱいにひろがります。
成沢さんは、真がきのほかに岩がきも養殖しています。こちらの旬は夏。出荷は6月から8月中旬を予定しております。食べごたえのある大ぶりな身は、生で味わっていだくのが一番。出荷が決まりましたら、すぐにお知らせいたしますので、楽しみにしていて下さいね!